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LINEスタンプは稼げる」という話はよく耳にしていると思います。 それを聞いて「いざやってみよう!」と考える方も多いでしょう。

手軽に始められるので、主婦や学生も実践している方は多く、LINEスタンプは年々増加していますが、 「どうやってスタンプを作るの?」 「販売する方法はどうするの?」 という方も少なくありません。

実際に、スタンプ制作→販売までに手間取ったり、リジェクト(審査NG)となってしまわないよう 初心者向けに、自作のLINEスタンプで稼ぐ方法をご紹介します。

LINEスタンプの登録手順

  • クリエイターの登録
    まずは、「LINE CREATER MARKET」に登録を行います。
    販売するためには登録は必須なので、LINE CREATER MARKETのトップページ「登録はこちら」から、必要事項を入力して登録してください。



    登録には、LINEアカウントは必須です。
    まだアカウント登録がお済でない方は、事前に公式アプリをインストールしてアカウント登録してください。

  • 送金先の登録
    次に、売上を受取るための振込先の登録を行います。
    登録が完了すると、マイページへ移動しますが、スタンプを登録する前に、事前に送金先情報を登録します。

    銀行振込とLINE Payから選択できます。銀行振込の場合、一律540円の手数料がかかりますが、LINE Payは手数料無料です。 お好みの送金先情報を入力して「保存」ボタンで登録してください。

  • テキスト情報の登録
    タイトルやスタンプ説明文等のテキスト情報を登録します。 間違いやすく面倒くさい部分でもありますので注意が必要です。



    タイトルとスタンプ説明文は、デフォルト英語版の設定が必須のため、 英語が苦手な方は、Google 翻訳ツールを使うとスムーズに登録できます。

    テキスト規約
    • スタンプタイトル 40文字以内
    • スタンプ説明文 160文字以内
    • クリエイター名 50文字以内
    • コピーライト 50文字以内 (英数字のみ)
    ※全角文字の場合は2文字としてカウントされます。

    また、タイトルとスタンプ説明文では、以下の点にも注意してください。
    • 「LINE」の文字はNG
    • 英語版に全角文字はNG、半角英数字のみ
    • 宣伝目的や告知表現の言葉は禁止
    • 日本語版は追加設定で登録

  • 販売情報と販売エリアの登録
    次に、クリエイター名やコピーライト、販売エリアの登録をします。
    クリエイター名は、自分のペンネームのようなもの、お好きな名前をつけてください。



    また、一般的にコピーライトは、
    • Copyright(C) 2016 クリエイター名 All Rights Reserved.
    • Copyright© 2016 クリエイター名 All Rights Reserved.
    • Copyright(C) 2016 クリエイター名
    • Copyright© 2016 クリエイター名

    などの表記が使用されています。お好みで入力してください。
    ただし、コピーライトは半角英数字のみです。クリエイター名が日本語の場合は注意してください。

    販売可能エリアは基本「販売可能な全てのエリア」で問題ないと思います。 あとは、オプションとして「作品が確認できるURL」「ライセンス証明書」「その他、補足事項」などを入力して、 「保存」ボタンで登録してください。

    ちなみに、著作権確認用の「作品が確認できるURL」を登録しておくと、審査がスムーズに進むので登録をおすすめします。

  • スタンプ画像の登録
    いよいよ、自作のスタンプを登録します。 販売するスタンプ画像40個、メイン画像1個、トークルームタブで使用する画像1個の合計42個をアップロードします。

    制作ガイドラインに外れた作品は、 必ずリジェクト(審査NG)となります。今一度確認しておきましょう。

    画像規約
    • メイン画像
       必要数:1個
       フォーマット:PNG、サイズ:W 240×H 240 pixel
    • スタンプ画像
       必要数:40個
       フォーマット:PNG、サイズ (最大):W 370×H 320 pixel
    • トークルームタブ画像
       必要数:1個
       フォーマット:PNG、W 96×H 74 pixel

    ちなみに、画像のアップロードは、
    • 個別にアップロードする方法
    • 全ファイルをZIP形式に圧縮してアップロードする方法
    の2通りあります。
    お好みの方法でアップロードしてください。

  • スタンプの審査、販売開始
    スタンプの登録後、販売基準に満たしているかの審査が行われます。 無事審査を通過して、ステータス「承認」となったら、いよいよ販売開始です。

    リリースボタンをクリックしてLINE STOREでの販売をスタートしてください。 販売価格は複数の価格設定の中から自由に変更できます。

LINEスタンプの作り方

基本的に、絵は下手でも売れることは実証されています。

また、ちょっと前までは、ランキングや新着でしか、人目に付かなかったスタンプが、 スタンプショップがカテゴリ検索できるようになったことで、 どのスタンプも売れるチャンスが広がっています。

そして、この登録するカテゴリも数の少ないものを選ぶことで、 さらにスタンプの露出頻度が増えるのでおすすめです。


では、具体的にどのようなスタンプを作れば良いか?

自分が普段どういったスタンプを使っているかを考えてみてください。 また、シチュエーションによって「こんなスタンプがあったら良いのに」というものも連想すると良いでしょう。

売れないスタンプの最大の特徴が「実用性がないもの」です。 使い道のないスタンプは、いくらかわいいスタンプでも利用することはありません。

では、どのようなものが利用されやすいか。
一番使われるのは「返信に使うスタンプ」です。 それも、文字入力が必要がなく、スタンプだけで意味が通じるものです。

スタンプ自体に文字があるものは、例えば「おはよ」「ありがと」「ごめん」「了解」「OK」などは非常に使いやすく、 また、絵だけでも「嬉しい」「悲しい」「楽しい」など、感情が伝わるものは使い勝手が良いです。

以下のジャンルは用意しましょう。

  • 挨拶系:おはよう、おやすみ、いってきます、おかえり、おつかれ
  • 返事系:ありがとう、ごめん、どういたしまして、OK、NG
  • 感情系:嬉しい、悲しい、楽しい、イライラ、ガーン
  • 利便系:帰ります、迎えにいく、電話します、お腹いっぱい


次に、考えるべきはキャラクターです。 1つのキャラで勝負するのも良いですが、 複数あった方がユーザーの購買意欲が高まりますので、 最低でも2つは用意してください。

スタンプ画像は40個を用意する必要があるので、 上記を考慮すると、各ジャンル5つのパターンを2キャラ分作れば、 4×5×2=40種類 ができあがります。 そう考えると、40個もそれほど苦にならないと思います。

ある程度、作成したいスタンプがイメージできたら、 さっそくスタンプ画像を作ってみてください。 スタンプ画像の作成は、以下の無料ソフトがおすすめです。 ぜひ、実践してみてください。


Windows をご利用の方は、ペイントでも作成が可能です。 下記のサイトでは、 ペイントとマウスだけで、上手な絵の書き方を丁寧に解説しています。びっくりする位の完成度なので、大変参考になります。


また、72歳のおじいちゃんが作ったLINEスタンプは、Excelで作ったそうです。 ExcelもLINEスタンプ作成に活用できるので、 下記のサイトを参考にすると、簡単に作成できます。



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